説明
No. | 7977 |
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製造元 | ドイツ |
額面 | 1Taler |
年号 | 1835年 |
グレード | -EF |
直径 | 38mm |
重量 | 27.92g |
材料 | 銀 |
¥30,000
【バイエルン記念貨シリーズ】
バイエルンは南部ドイツの雄邦であり、1871年のドイツ統一の際にもプロイセンに次ぐ領土の広さを持っていました。コインの発行も盛んであり、1918年のドイツ瓦解まで多種の金貨、銀貨が発行されています。
その中でも特筆される存在がルートヴィヒ1世とマクシミリアン2世によって発行された記念銀貨です。これはルートヴィヒ1世38種(1ターレル銀貨24種、2ターレル銀貨14種)、マクシミリアン2世5種(すべて2ターレル銀貨)の合計43種からなる壮大なシリーズです。
記念のテーマは王室の慶事、国家・王室への忠誠、国威発揚、歴史的事項、著名人の記念碑建立が多く、特にルートヴィヒ1世ハ1825年の即位、そして譲位(退位)という在位そのものに関する記念貨が最初の1枚と最後の1枚を飾っています。
これはいずれも重厚なデザインであり、適度な希少性を備えています。
そのため見事なコインは多いものの、あまりにも種類が多く収集対象の設定の難しいドイツ諸邦のコインのなかでは明確に収集対象として設定できるテーマとして世界的に人気の高い存在です。
当時は記念貨であっても退蔵されることは少なく、通常貨と混在して流通していた時代でした。かなりの希少品であっても現存品の多くが流通の痕跡を残しています。
そのためバイエルン記念貨全種の標準的な状態はVF(美品)~EF(極美品)であり、収集の際にはEF(極美品)を基準の状態とすることをお勧めします。
Germany
Bayern
1Taler
1835
Monument in Munich to King Maximilian.
DAV577 KM780.1
初代国王マクシミリアン・ヨーゼフ像建立 1835年発行
ルードヴィヒの父マクシミリアン・ヨーゼフは1806年にバイエルンの選帝侯国から王国への昇格に伴い、初代国王マクシミリアン・ヨーゼフとなりました。
その座像がミュンヘンに像建された記念貨です。座像の杓に長短のバラエティーあり(長:KM780.1 短:KM780.2 )
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